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家族ゲーム あらすじ ネタバレ 原作は!? [ドラマ]

どうも!カズです。

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毎週水曜、夜10時に放送中「家族ゲーム」の原作内容などを紹介します!

80年代にもドラマ・映画化され松田優作、長渕剛など大物が演じた役を
嵐の櫻井翔くんが演じる大注目ドラマです。

こうしたリニューアル作品の宿命ともいえるのが、過去の作品との比較。
特に、松田優作主演の映画は多くの視聴者に強い印象を残した。




ネットでは
「松田優作のイメージが強いから櫻井翔じゃなあ……」
「昔のと頭の中で比べてしまう」といった意見が少なくありません。

僕的には、松田龍平さんか翔太さんに演じてほしかったですね!

櫻井が演じるのは、「東大合格率100%」を謳う“自称・天才家庭教師”の吉本荒野(こうや)。
引きこもりの次男を中心に、さまざまな問題を抱える沼田家と契約し、彼を登校させ、名門進学校に合格させることを約束します。

しかし、その方法は一般的な家庭教師とはまったく異なる、常軌を逸したもの...

吉本が担当する落ちこぼれ中学3年生役を演じているのは
ボーイズ・オン・ザ・ランで好演した子役の浦上晟周

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またいじめられっこの役w
かわいそうww

沼田家の父親役を板尾創路、母親役を鈴木保奈美
エリート高校生の長男役を神木隆之介が演じている。

櫻井翔主演の今回のドラマ版はかなり、脚本が変わっていますw
原作では、吉本の過去の話はありませんし、人を殺したという設定もありません。
暴力的で破天荒で、強制的ではありますが、「いいねぇ」という口癖もドラマのオリジナル。
沼田家ももっと一般的な団地に住む一家です。父は工場を経営しているという設定で、特に金持ちでもありません。ので、同期のリストラや、浮気?みたいなこともないです。
人物の描き方は現代風にしているんですかね!?

原作の方の結末がどうなるかというと...

ここからは、ネタバレの恐れがあります。注意!

弟の茂之は吉本の指導で、成績を上げていきます。
そして、学校のなかでもトップクラスになります。よくある話ですw
相変わらず、いじめにはあい続けますがw

一方の兄・慎一の様子がおかしくなります。
彼も心に闇を抱える少年。親の期待というプレッシャー
親の「自慢」であり続けることに疲れてしまうのです。

僕は塾講師をしているので、この状況はリアルで体感してます!

兄の生活は沈む一方でした。
なぜ勉強するのか、その意味を見失ってしまいます。

「どう茂之は2学期になってこれだけ成績が上がったのよ」

両親の態度は成績の良し悪しによって、簡単に変わる...
両親の言葉に対するいら立ちや、嫌気がピークに達します。

「これで僕は、選手交代させて、いただきます。今まで、みなさんの自慢話の種として長い間頑張ってまいりましたが、これからは茂之さんが、立派にやってくれるでしょう」

こんな言葉を吐き捨てて、結局、兄は学校へ行かなくなってしまいます。
選手交代ってww

弟は、兄が通う高校には行けないにしても、
その下のレベルの高校になら行ける学力がついていました。

しかし、弟は自分の意思で志望校を決めることなく、母親が決めてしまいます。
それを知った吉本は激怒し、「自分のことは自分で決める」という約束を守らなかったと。
自分の意志って本当に重要だと思います。

茂之は、学力は強制的に上がっても、人間として変わることは出来ないままでした。
兄も、理由は違うものの、外の世界にでることが出来なくっていました。

茂之はb校へ受かり、両親は大満足。
吉本は両親から感謝される形で、任務を終えます。

新学期が始まり、弟は高校へ通い始めます。
それまでは兄が優先的に使っていた子供部屋は弟の部屋に変わっていきます。

勉強という物差しだけで、親の対応が変化した結果です。
兄は、ずっと落ちたままでした。

「こりゃ、慎一、この馬鹿野郎、いつまで寝ているんだ。高校へも行かねぇ、寝てばっかりいる。茂之を見習え」父が毎日のように兄に対し怒鳴りつけるようになっていました。弟を見習え、と。

しかし、いつしか弟も高校へ行かなくなっていた。
小学校の時からのいじめっ子に、また、いじめられてしまっているからだ。
「茂ちゃん、学校へ行きなさい、寝ていても仕方ないでしょ。勉強も遅れていくし。慎一、あなたもですよ」「せっかく受けた高校なのに、吉本さんに申し訳ないでしょ、あなたの苦労だって水の泡になるじゃありませんか」

母が気にかけるのは、兄弟がなぜ、学校へ行かないのか、ではなかった。
学校へ行かないと、勉強が遅れる、吉本さんに申し訳ない…

2人ともが、学校へ行かなくなってしまい、発狂しそうになる両親。

頼ることができるには、あの男しかいない…母が吉本に電話をするが…

吉本の返事は、母の期待していたものではなかった、
兄が、見かねて受話器を取り上げ、「茂之は吉本さんの言う通りになりましたね」

「ああ、やっぱりね、俺、なんとかしてやりたいけど、一時的に強制しても、おなじことなんだなぁ。・・・結局、家庭という枠のなかでね、それぞれの人たちが、お互いに作用しあって生きてきて、その結果、茂之君が、今のように育ってきたわけなんだから」

吉本は、完全に自分の限界を知っていた。
どいつもこいつも馬鹿野郎で、俺はそんなガキども、育てた覚えねぇぞ!!

お前どういう気なんだ、早く学校へ行けぇ!慎一、お前もだぞ!
父はただ大きな声で怒鳴るだけで、何の説得力もない。

しかし、弟は意外な答えを出す。

今の学校はやめて、一年浪人して、a校へ行くという。
これには父は納得しますが、母は反対します。

兄弟は2人とも、ぼんやりと、放心状態のなかにいる。

慎一は、また以前のような生活に戻ることを想像してみますが、
とても戻れる気がしない。

吉本がいなくなった沼田家で、家族が壊れていくという終わり方です。

原作は、結構シュールで暗めなトーン。
家族が崩壊しているということは直接表現はせず、暗にメッセージとして投げかけられている感じ...
これは、文学作品ならでは...

原作は原作、ドラマはドラマ。
社会問題を変わった方法で描く内容は、変わりなさそうなので

こういった状況を、どう解決していくかも提言してくれるようなドラマだといいですけど。
今回のドラマの展開にも期待しています。



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